レシピは以下のようです。
- プラ段ボール
- 透明アクリル板
- PC用排気ファン(80mm)
- ダクトホースアダプタ+排気アタッチメント
合計3000円くらい?かな。アクリル板とファンは余ってたものを使ってます。
ダクトホースとファンの接続アダプタは3Dプリンタで出力しました。STLデータの作成はFreeCAD-0.13を使用。FreeCADは、文字通りオープンソースのCADです。0.13からスケッチ機能が使えるようになり、かなり便利になりました。私の知る限りオープンソースのCADではベストです。でも
時々クラッシュするので、頻繁に保存しましょう。
出来上がったものはこんな感じ。当然ファンともピッタシです。キットで余った3mmネジで止めました。
さきっちょにダクトホースが刺さります |
排気ボックス作成時に悩んだのはフィラメントの供給方法です。試行錯誤の結果、上部にフィラメント用の穴をあけ(スペーサを突っ込んで結束バンドで固定)、上部からフィラメントを供給する方式にしましたが、これが中々グッドですね。するする入っていきます。
今回使用したファンは、たまたま余ってたものを使ったんですが、パワーがまだ足りないですね。もっと流量の大きなファンに交換する予定です。
ボックスの正面は透明アクリル板を張って中が 見えるようになっています。またサイドには空気取り入れ口があります。 こうしてみると手作り感満載ですね(笑) |
印刷時のトラブル
今回作成したダクトホースアダプタは、一辺80mmの大きさです。
Simpleのプリントサイズは最大4インチなので、Simpleにとっては大きめなサイズ。印刷時間もたっぷり半日以上かかります。
これほどの長時間のプリントは初めてだったので、長時間印刷ならではの問題に悩まされました。印刷途中でホットエンドの中でフィラメントが詰まってしまう、ジャムです。拳銃でいうところの弾づまり、紙プリンタでいうところの紙詰まりのような現象ですね。
エクストルーダーからひっこぬいたフィラメントを見ると、ホットエンドの上部でフィラメントが柔らかくなってしまいコブのような形状が形成され、引っかって詰まってしまうようでした。
いろいろ設定を変えてトライしましたが、結局、温度設定が問題だったようです。
Slic3rの設定で、初期温度195度、通常温度190度、ファン使用
にするとジャムもなく印刷ができました。温度設定は難しいですね。